ここにも看護職が働いている

「保育所」:我が国での,保育所における看護師の配置は,保育所設置に関わる児童福祉法に看護師等配置の基準がなく、法的根拠がない状況であり保育所の裁量に任されています。看護師がいる保育園の割合は、全国平均では3割程度です(日本保育協会)。しかし、積極的に保育所に正・准看護師を配置している県もあります。佐賀県では、72% (平成29年度)の保育園に看護師・准看護師が配属されており、毎年増加傾向にあります。小学校入学前の子どもたちが過ごす保育所では、子どもがケガをした場合は看護師が傷の処置をし、状態によっては一緒に病院を受診します。また、体調不良の子と病院に同行することもあります。保護者に電話で連絡を取り子どもの状態を報告するのも看護師の役割です。
子どもの場合、自分で具合の悪さを言えないことが多いということです。そのため、 顔色や体温などの身体の変化や、遊んでいる様子から子どもの変化をとらえる技術が必要になります。
「介護施設」:介護施設は、医療機関ではないため、属託医はいても、常勤の医師はいません。高齢者の入所施設では、利用者の生活全般、特に食事や入浴、トイレの手伝いなどをする介護職員はいますが、医療の専門的知識をもった職種は常駐していません。看護師の役割は、入所・通所 している人全体の健康問題に対処することが求められます。治療が必要な人は病院に連絡する、同行受診するなどの対応をします。冬場に重要なのは、予防接種の奨励に始まる「感染症対応」が大きな仕事となります。インフルエンザやノロウイルスによる下痢 ・阻吐など、他の人に感染しやすい病気は、施設内のほかの人に感染しないよう対策が必要です。特に、体力の低下している高齢者は重症化しやすいため、慎重に対策をとります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です