臨終に立ち会う

看護師さんは患者さんの臨終に立ち会うことも多いそうです。
初めの頃は、ご家族の嘆く様子や反対に家族の死に動じない人たちの様子にいちいち心が動くそうです。
もちろんベテランになっても患者さんの臨終には心が動くものですが、その家族の様子に驚くようなことはなくなるそうです。
亡くなった途端に、通夜の相談をしたりする家族もいるでしょうし、遺産分けで揉める人たちもいるかもしれません。
不倫相手が乗り込んできたりすることもあるようですが、そんなことにいちいちどうじていては看護師という仕事は務まらないそうです。
印象深い人たちが居ても守秘義務があって人に喋ったりすることはできません。
助けたかったという無念さもあったり、自分が担当じゃない日に亡くなったりしてお別れがいえなかったりすることもあるそうです。
悲しいとか寂しいとか無念とかいろんな思いがあっても、それを表立って表すことはあまりできないそうです。
そういう別れもベテランになっていくうちに自分なりに納得する方法をみつけるそうです。
担当していた患者さんが自分の勤務時間以外に亡くなったら、「自分に死に顔を見せたくなかったんだ」と思うようにしている人もいるといいます。
顔見知りや担当していた患者さんが亡くなるのは看護師さんにとってもとても辛いことだといいます。
確かに患者さんのご家族を差し置いて嘆き悲しんでいる看護師さんはいませんね。
担当の患者さんが亡くなると新人のうちはどうすればいいのかわからないそうですが、そういったことも先輩たちがアドバイスしてくれるそうです。
そうして心の持ちようを学んでいくといいます。
人間と向かうのが看護師の仕事だといいますが、看護師さんの仕事は精神的にもとても深いものだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です